「なかなか商談がうまくいかへん…」
「社内営業が下手すぎる…」
「お願い事なんてほぼNG出されてしまう…」
サラリーマンならこんな悩みを抱えている方も
少なくないのではないでしょうか。
ここだけの話ですが、
心理的にYESと言わせる事ができれば
めちゃくちゃやりやすいですよね。
コピーライターが書いた、そんな悩みを少しだけ変化させる一冊!
広告に携わる人はもちろん、全てのサラリーマンに対して
おすすめしたい一冊です。
どんな内容なのか要約していきます!
伝え方ひとつで結果が変わる
筆者が言うに、「伝え方は鍛えられる技術」
ほとんどの人は自己流で伝えてしまっている。
だからこそ、学べば突出できる物がある。
No を Yesに変える技術
結論ですが、相手の目線に立って会話をする事が最も重要になります。
以下、YESに変える3つのステップがあります。
ステップ1 自分の頭の中をそのまま言葉にしない
思いついた言葉をそのまま言葉にしないと言う事。
自分の意見だけを通そうとしないほうがいいです。
ステップ2 相手の頭の中を想像する
最も相手の心が動きそうなものを選択して話をしてあげる。
ステップ3 相手のメリットと一致するお願いをする
相手の文脈で作ることが大切
自分のメリットじゃなくて、相手のメリットベースで話をしてあげる
具体的にどう言う伝え方が一番伝わるのか。
以下にて解説しようと思う。
YESに変える7つの切り口
①相手の好きなことを伝える。
(伝え方例)
🙅♂️「4分ほどお待ちいただけますでしょうか?」
↓
🙆♂️「出来立てをご用意いたします。4分ほどお待ちいただけますでしょうか?」
メリットから話したことで相手はOKと思うようになる
②嫌いなこと回避
(伝え方例)
🙅♂️「芝生に入らないでください。」
↓
🙆♂️「芝生に入ると、農薬の臭いがつきます」
相手が嫌いな事から作ることもYESを引き出す事ができる
③選択の自由(伝え方例)
(伝え方例)
🙅♂️「こちらでいかがでしょうか?」
↓
🙆♂️「A案とB案がありますが、どちらがよろしいでしょうか?」
2つ以上の相手の好きな事を並べると、
相手は「決断」から「選択」に気持ちが移行し、前向きに選べるようになる
心理学でもよく使われる「ダブルバインド」ですね。
④認められたい欲
(伝え方例)
🙅♂️ 「企画書お願いできる?」
↓
🙆♂️ 「君の企画書が刺さるんだよ。お願いできない?」
人間には誰にも承認欲求があります。
他人に認められたいと言う感情です。
そこをうまく利用する。
⑤あなた限定
(伝え方例)
🙅♂️ 「明日の会議来れるかな?」
↓
🙆♂️ 「他の人が来なくても、〇〇さんだけは来て欲しい」
人は「あなた」限定に弱すぎる傾向があります。
相手の心を満たす事ができれば、相手のメリットになる。
⑥チームワーク化
(参考例)
🙅♂️ 「赤信号 渡れば怖くない」
↓
🙆♂️ 「赤信号 一緒に渡れば怖くない」
相手に「必要が見つからないとき」に効果を発揮します。
キーワードは 「いっしょに」です。
面倒なことでも人と一緒であれば動くものなのです。
⑦感謝
(伝え方例)
🙅♂️ 「トイレはキレイに使ってください」
↓
🙆♂️ 「トイレをキレイに使っていただき、ありがとうございます。」
最終手段にして、最大の方法です。
キーワードは 「ありがとう」
「ありがとう」と伝えられると、人間はNOと言いにくくなる。
人の心理をうまく使ったお願いですね。
まとめ
自分の頭の中をそのまま言葉にして伝えない事が大切です。
相手の立場に立ってお願い・依頼をする。
伝え方には「相手に刺さる」手法がたくさんある。
ぜひ、うまく使ってみてください!
自分が、NOって言いづらいなと思った時は、
相手が上手な伝え方をしているかもしれないですね。
気になった方はぜひ購入してみてください。
以上となります。
最後まで読んでいただきありがとうございました!