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インターンへの参加は就活で有利なの?面接官だった私がお答えします

就活生
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インターン参加するって就活では有利なの?

こんな悩みを解決いたします。

基本的に企業側は、インターンと本選考は関係ないと説明してますよね。
ただインターン経由の内定者や、
インターン枠の特別選考で…みたいな話聞きませんか?

本記事では、下記について解説いたします。

お伝えする内容
  1. なぜインターン参加が採用直結って言われてないのか
  2. インターン参加がどう内定に結び付くのか
  3. 参加者が優遇されやすい業界

そもそもインターンに参加する意味については、
下記記事にまとめております。

インターンは意味あるの?採用担当がこっそり教える採用の裏事情本音現場営業をしながら、採用担当していた私が教える「インターンの意味」。就職活動において、情報が武器になる事は間違いありません。だからこそ、裏事情も含め全てお伝えします。「インターンに行った方がいい理由」を経験と面接視点から3つお伝え致します。...

なぜインターン参加が採用直結って言われてないのか

結論からお話しします!

国(経団連)がインターンシップは、
採用の選考と直結しないように求めているからです!

以下新聞の記事抜粋です。

政府は26日、2021年春入社の学生を対象とする「就活ルール」について経済団体や業界団体への要請をまとめた。インターンシップは採用の選考と直結しないように求める。前年までのルールをおおむね踏襲している。送付先を18年分の約2.5倍にあたる1133に増やし、周知を図る。要請には罰則規定がなく、ルールが守られるかは不透明だ。
参考:日経新聞「採用直結のインターン、政府が自粛を要請 21年春入社の就活ルール

とはいえ、2020年6月の発表では、
内定直結型インターンについて見直しを進めている方針もあります。

経団連がインターンシップ(就業体験)について、採用と結びつけることを解禁するよう、政府に要請していることがわかった。政府のルールでは採用には原則直結しないことになっており、見直しを求めつつ、まずは博士課程の大学院生を対象に採用につながるものを試行する方針だ
参考:朝日新聞デジタル「インターンシップを採用に直結 まず院生、産学が試行へ

就活生
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結局どっちなんだよ!

と思いましたよね。何が変わるのかって話ですが、
正直見え方が変わるだけです。

今までは、国から目をつけられないように
隠していた内定直結イベントが、
今後は正式にOPENになる可能性があります!

だからこそ他の人より情報を持って優位に就職活動を進めてください。

インターン参加がどう内定に結び付くのか

インターン参加でどう就活に有利になるのか。解説します。

覚えてもらいたい内容
  1. インターンで優秀な学生には人事からスカウトがくる。
  2. 志望動機の説得力が増す。
  3. インターン参加は選考で優遇される。

1 インターンで優秀な学生には人事からスカウトがくる

大前提、「採用には関係ないです!」と言われても注意して下さい。
先ほどもご説明した通り、経団連に属している日系企業は、
インターンは本選考に関わらない」と説明するようにしています。

ただ、インターンを実施する意味は、優秀な学生に入社してもらいたい為です。

実際に私も面接官をしており、人事から
「インターンに参加している学生」と伝えられていました。
就職活動生時代にも、インターン参加だけで
最終面接から来る人たちを見てきています!

2 志望動機の説得力が増す

志望動機って何を話しますか?その企業に入りたい理由ですよね。

自分が成し遂げたいことも勿論大切ですが、
実際に肌で感じた学生」と、
自分の意思だけで志望する学生」どっちの方が魅力的ですか?

就活の話ばかり聞いていると思うので、恋愛で例えてみますね!
「あなたの外見に惹かれて一目惚れしました!」
「あなたとデートしてみて、一緒にいたいと思いました!」

どっちの方が信用性高いですかね…?
勿論素晴らしい見た目で、性格が良くて、
ポテンシャルの塊みたいな人ならお付き合いできるかもですが、
一回デートしている人だと安心感が違いますよね?

企業の事を知るには、企業に体験するのが一番なのです!

3 インターン参加は選考で優遇される

大前提、インターンも企業の採用活動の一貫です。

面接時に「インターン参加済」というフラグが立っている事があります。
インターンに参加してくれていて、
「内定後の離脱率が低い」というリスクの少ない学生です。

そもそも、忙しいはずの企業側がなぜインターンをやるのか?
優良な学生に少しでも多く応募して会社にきて欲しいから」です。

インターンに参加すると、2次面接位までパスという会社もあります。

インターン参加で本選考が有利になる業界は?

他にも色々ありますが、まず覚えておきたい業界はこちらです。

有利になる企業
  1. 経団連に属さない外資系企業
  2. 経団連に属さないベンチャー企業
  3. IT業界

経団連に属さない外資系企業やベンチャー企業

経団連に属さない外資系企業やベンチャー企業などは、
国が決めたルールに従う必要はなく、早いうちから採用を行うことができます。

就職活動早めに内定もらってた先輩って、
ベンチャーや外資企業のへの就職が多かったですよね!

インターンでは、就職活動に積極的な意識の高い、
優秀な学生を集めやすいメリットがあります。

Googleもインターン枠が用意されていて、
インターンでのプレゼンが良かったチームへの内定等も噂ではあるようです…!

外資企業では特に、インターンに参加しなければ
本選考に進めないこともあるのでご注意を。

IT業界

サイバーエージェントを筆頭に、
IT業界ではインターンに力を入れることが多いです。

そして学生からの人気も年々上がっています。
外資企業と同じく優秀な学生はそのまま採用されたり選考パスが与えられたりします

特に、長期で有給インターンを行っている企業は採用直結型だと思って下さい!

企業は入社してくれる事を前提に、指導と給料を学生にお渡しします。

勿論、辞退することも可能ですが、企業側の意図を考えて下さい!

これから面接で落とすかもしれない学生に給料なんてお渡ししますかね…?

最後に

「インターン参加するって就活では有利なの?」という記事を

面接官の目線から記載いたしました!

就職活動は、

「先に動いた人」
「情報を多く手に入れている人」
「具体的な経験をしている人」

が勝ちやすい世界です。

皆様の素敵な就職活動ライフを応援しております!

 

ABOUT ME
Wada
■普段は広告営業マン ■Web広告•デジタルマーケティング営業職 〈経歴〉 2017年 東証1部上場IT企業 広告営業職 就職 ▶︎ 外資系IT企業に転職

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